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配管に欠かせない炭素鋼鋼管って何?

2021/07/20

配管工事を行う際、強度があり、業務用配管で特に使用頻度が高いのは炭素鋼鋼管です。
炭素鋼は鉄と炭素で作られた鉄製素材です。

蒸気、液体、ガス、空気など様々な用途に使えるため、配管を行う際の重要な素材になっています。
尚、素材の中に亜鉛メッキが含まれているかどうかで白管と黒管に分かれます。

非常に耐熱性に優れていることからボイラー、熱交換器、加熱炉など、焼却施設や製鉄所などにも使用されています。

日本の配管に使われている材質は炭素鋼鋼管、ステンレス管、アルミニウム管、塩ビ配管、ポリエチレン管が主流となっています。

炭素鋼鋼管は厚みがあるものが多いです。
切断したり、折り曲げたりなど、加工が頻繁に行われるような配管が必要な時は、ステンレス管やアルミ管の方が使用頻度が高くなっています。

炭素鋼鋼管は、他の素材に比べて安価なので導入しやすい資材です。

配管内を流れる素材によっては腐食のリスクもありますが、液体、気体問わず使えるので最初に検討したいおすすめの配管です。

ちなみに炭素鋼鋼管は、炭素がどれぐらい含まれているかによって強度も変わってきますし、腐食に強いかも決まってきます。
どのような物質が配管内を流れるのか施工業者と相談して、配管資材を選択すると良いでしょう。

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