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管工事とはどういう工事?

2025/05/20

管工事は、建物や施設の中で水・ガス・空気・蒸気・油などの流体を運ぶために配管を設置・修理・交換する工事のことを言い、住宅から工場、ビル、公共施設まで幅広く行われている重要な工事です。

管工事は、目的や用途に応じてさまざまな種類があります。

給排水・衛生設備工事は、建物の水道管や排水管の設置を行う工事で、生活用水やトイレ、浴室、キッチンなどで行われ、浄化槽や下水道と接続する工事も含まれます。

空調・冷暖房設備工事は、エアコンや換気システムのダクト配管を設置する工事で、大型施設では、冷暖房の効率を高めるための冷水装置や、ボイラー設備の配管工事も行います。

ガス配管工事は、都市ガスやプロパンガスの配管を設置し、安全に供給するために行われます。ガス漏れ対策のため、厳格な基準に基づいて施工されています。

高圧ガス・蒸気・薬品・石油などの流体を安全に輸送するために行うプラント配管工事は、工場や発電所などで使用される配管工事で、配管の材質や溶接技術に高い専門性が求められます。

このように管工事は、ライフラインを支える工事として、安全で快適な生活環境を維持するために不可欠なもので、給排水・空調・ガス配管などは適切に施工されないと漏水やガス漏れ、カビの発生などの問題につながります。

近年は、環境負荷を減らすための省エネルギー型の配管設計や、災害時に強い耐震配管技術が求められるようになっています。

 

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