ダクトとは物が流れる配管のことを指します。
配管とダクトの違いは難しいですが、ダクトのほうが業務用資材や物体が流れるケースを指すケースが多いです。
例えば工場で排出される燃料油や潤滑油、飲食店で排出される熱気や湯気、工場で排出される排水や汚泥など。
配管というと、水が流れる直径の小さな管のイメージしますが、ダクトの場合は直径だけでも数十センチあるような大きな管を指す場合が多いです。
天井裏に設置したり、床下に設置したりなど様々な場所に設営し、潤滑な物体の流れを管理していきます。
風志工業では関東一円を対象に工場や飲食店様などを中心にダクト工事を行っています。
どんなものが流れるかによって用意するダクトの素材も異なります。
基本的にはステンレスやアルミなどの金属製品が多いです。
ただ、ものによっては表面が滑らかになっていて、液体や油が流れやすい塩化ビニル素材のダクトもあります。
その方が腐食の恐れも少なく、ダクト内で滞留してしまうリスクも防げます。
ダクト内を流れるものは、時には危険なガスなどの気体もあります。
絶対に流出は避けるべきなので、接合部分を強化し、さらにラッキングと呼ばれる緩衝材や包装を行って、外部の流出を妨げる措置を行います。